2017年02月03日

エフエムたいはく、5日正午から「九州民謡集」です。

今週は、九州の民謡です。東北民謡にも大きな影響を与えています。1曲目におおくりするハイヤ節は、酒席に唄われる賑やかな「騒ぎ唄」で、船乗り相手の酌婦や遊女たちによって唄いはやされたものです。牛深ハイヤ節、 水野詩都子さんです。
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M@:牛深ハイヤ節  水野詩都子    3分30秒

沖津:ハイヤ節は日本海を北上、日本海沿岸の各地に「ハンヤ節」「アイヤ節」などを残し」、津軽海峡を経て岩手、宮城、茨城方面まで伝わっています。
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ひなた:次の唄はシャンシャン馬道中唄です。力武杏奈さんです。
沖津:宮崎地方の道中唄。昔宮崎地方では結婚すると必ず鵜戸神宮に参拝しました。その帰る途中、花婿が花嫁の乗った馬を曳き,山また山の難所を越えて行く時、この唄を歌いました。「シャンシャン」は馬の鈴の音、囃子言葉の「コンキ」は二人の根気で難所を越えようという意味があります。力武杏奈さんです。
MA:シャンシャン馬道中唄  “CD4    3分20秒

ひなた:・・・。次に方言が入った熊本県民謡「おてもやん」
沖津:訳すとこうなります。
「おてもさん、あなたは最近嫁入りしたというじゃありませんか。はい、嫁入りしたことはしましたが御亭主どのが「あばた面(づら)」だから、まだ三々九度の盃はしなかったのよ。村の顔役や鳶の頭、世話役の人達が居られるのだから、あとは何とかなるでしょう。川端町の方をぐるっと廻って行きましょうよ。春日(かすが)名物の南瓜(かぼちゃ)さん達は今が盛りとばかり尻をからげて咲き誇ってますよ。空ではピーチク雲雀が囀り、視線を下に向ければ別の畠じゃ棘のある茄子がたくさん実をつけてますよ。」
田中祥子さんの唄です。
MB:おてもやん   田中祥子 

ひなた:・・・。熊本県民謡の五木の子守唄 、原田直之さんです。
沖津:・・・。「あたしの年期奉公も、今年の盆までということになっている。だから、この子守り仕事のつらさも盆までで、盆から先は、もうここにいなくなるよ。その盆がはやくきてくれれば、いっときでもはやく実家へ帰れるんだけど、早く盆がこないかねえ。
MC:五木の子守唄  原田直之      3分28秒

ひなた:・・・大分県民謡、「関の鯛釣り唄」です。 川口一幸さんです。
沖津:佐賀関の沖合い、豊予海峡(ほうよかいきょう)の高島を中心とする海域一帯は。古来鯛、ブリの一本釣り漁場として有名で、釣り糸を操りながら唄う「鯛釣り唄」は、元禄のころから関の漁師たちの間で唄い継がれてきました。昭和41年大分国体の婦人部のマスゲームに、この唄が踊られて以来有名になった。
MD:関の鯛釣り唄  川口一幸
ひなた:・・。長崎ぶらぶら節
沖津:長崎県の代表的なお座敷唄。長崎開港以来、賑わった丸山遊郭を中心に江戸時代初期から唄われたものと言われている。春の凧揚げ、夏の 精霊流し、秋の諏訪神社のおくんちという三大行事を唄っている。西野智(ち)泉(せん)さんです。
ME:長崎ぶらぶら節 西野智泉   “CD13
ひなた:なかにし礼さんが「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞していることでも、この唄知られています。

中CM@KM仙台タクシー、田倉電気工業所
・白謙(今夜のおかず編)、・ジャパンビル、・沼倉オート、
ひなた:民謡歌手が歌う演歌、今週は田中祥子(しょうこ)さんの唄で「錦絵(にしきえ)の舞(まい)」です
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MF:錦絵の舞    田中祥子
ひなた:・・。
中CMA・ジャパンビル、・沼倉オート、・白謙(パンダ編)、

ひなた:エフエムたいはく制作「新・民謡列島めぐりinみやぎ」、再び民謡です。 宮崎県民謡「刈干切り唄」原田直之さんです。
沖津:・・・「ああ、ここんところの山の萱刈りの仕事も終わったよ。この仕事もまあ一段落じゃわい。そうだ、そうかといって、気楽にはしておられん。山の草刈をしているうち、いつか稲刈りもせにゃならん時期になっている。あすは久々に山じゃなくて田んぼで、稲を刈ろうーと。
MG:刈干切り唄   原田直之   2分57秒

ひなた:・・。鹿児島ハンヤ節  原田直之さんです。
沖津:鹿児島県の代表的なお座敷唄。長崎県田助のハイヤ節、熊本県の牛深ハイヤ節と同じ系列の唄です。花柳界では宴席で決まって唄われ,興至れば、だれかれを問わず飛び出して来て、自由即興の手振り足ぶりを交えて乱舞する。歌詞も即興的なものが多いが特徴。
MH:鹿児島ハンヤ節  “原田直之   2分22秒

ひなた: 鹿児島三下がり 小杉真貴子
沖津:この唄も鹿児島県の代表的なお座敷唄。三味線さばきの、
はでで強烈なのが印象に残る曲です。
MI:鹿児島三下がり 小杉真貴子     3分23秒

ひなた:・・。鹿児島おはら節
沖津:南国的な陽気で快活な調子が酒宴の余興歌にうってつけで、昭和の初めにレコードに吹き込まれ、全国に広まりました。大塚文雄さんの唄です。
MJ:鹿児島おはら節  大塚文雄

ひなた:・・。最後は沖縄の民謡から1曲、「安里屋ユンタ」
沖津:八重山諸島の竹富島の民謡。ユンタは、結唄の転訛(本来の発音がなまって変わること)と言われている。結は共同作業のこと、共同で農作業や家を建てる時等の作業のときに、斉唱するのが「ユンタ」です。伊波みどり 伊波智恵子
MK:安里屋ゆんた 伊波みどり 伊波智恵子 

来週は、民謡歌手を目指し勉強している菅原歩美さんをゲストに迎えて、
菅原さんのトーク、唄、他をお送りします。
ひなた:この番組への感想などをお聞かせ下さい。・・・・。

この番組は、石巻白謙かまぼこ店、ジャパンビルシステム、
沼倉オート、仙台カントリークラブ、ミツワフーズ
仙台タクシーグループ・KM仙台タクシー、田倉(たのくら)電気工業所(しょ)の提供でお送りしました。
後CM
仙台カントリークラブ、白謙(見とれて編)、・ジャパンビル、・沼倉、
ミツワフーズ
M:みちのく音頭(4分42秒)   瑞穂あけみ

*エフエムたいはく:2月5日(日)正午・放送、(サイマルラジオ)
2月9日(木)9時再放送
*BeFM(八戸):2月7日(火)20時、[サイマルラジオ]
*カシオペアFM(二戸):2月10日(金)19時放送、[サイマルラジオ]
2月11日(土)午後7時再放送

posted by 沖津 at 13:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

FM仙台、2月5日は「北海道民謡集」です。

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北海道新幹線が開業したのは去年3月26日、まもなく1年を迎えます。北海道では「札幌雪まつり」が始まりましたね〜。
瑞穂:行ったことはありませんが、テレビなどで紹介されるのを見るとスケールが大きく、一度行ってみたいですね。今年も2月12日まで開催されています。
沖津:と、言う事で今回は北海道の民謡特集でお楽しみ下さい。
瑞穂:まず1曲、松木知一さん(松木富視男さん)の唄で江差三下がりです。
M@:江差三下がり      
(前CM)
PART2

改めまして沖津省己です。アシスタントの瑞穂あけみです。

瑞穂:今日1曲目にお送りしたのは、松木知一さんの唄「江差三下がり」でした。
沖津:この唄はもともと信州・長野県の中仙道の追分宿で唄われた馬子唄でした。それが越後に伝えられ、「越後追分」となり、(蝦夷地通いの船頭衆ら)船によって江差に運ばれて「江差三下がり」になりました。望郷の心を唄い、哀調を漂わせる唄です。

瑞穂:当時の交通手段、船の果たす役割大きかったのですね?
沖津:江戸時代、本州の商人たちが北前船によって江差、福山、箱館(函館)に瀬戸内の塩、衣類、米などを持ってやってきました。
そして北の地から昆布、毛皮類などを積んで帰って行きました。
唄も内地から物資同様運ばれ北海道の民謡へと開花し、定着、実を結びました。

瑞穂:北海道の民謡の特徴は、北の海の荒波と潮の香りが深くしみ込んでいると、言われています。
2曲目は、北海道の盆踊り歌から松本津和子さん「磯浜盆唄」です。
MA磯浜盆唄

瑞穂:2曲目にお送りしたのは、松本津和子さんの「磯浜盆唄」でした。
沖津:北海道の民謡で、激しい労働のうさを忘れ、
はるか望郷の想いを慰めてくれた民謡に、盆唄を挙げることが出来ます。
「磯浜盆唄」も東北地方で、地固め作業に唄われた「モンキ搗き唄」が、
北海道開発のために海を渡ってきた労働者によって広められました。

瑞穂:3曲目は江差追分と並んで北海道の代表的な民謡「ソーラン節」です。
沖津:この唄は、鰊場にとってはなくてはならない作業唄でした。
網の中に追い込んだ鰊を、大きなタモ網を使い沖で
船へ汲み挙げる時に唄ったもので、
掛声の「ソーラン」は「ソラソラ」の催促であり、「ハイハイ」はその答えでした。
瑞穂:初代浜田喜一さんの唄で「ソーラン節」です。
MB:ソーラン節     初代浜田喜一

中CM
瑞穂:ソーラン節でした。今回は北海道の民謡をお送りしています。
沖津:北海道の歴史と言えば、内地の人達の進出の歴史でもあります。江戸時代には、飢饉対策として、東北、越後あたりの農民を、北海道の漁村へ移行(移住)させる政策がとられました。明治維新後、北海道開拓使によって次々と移民が行われました。当時内地から北海道に渡った多くの人達は、開拓作業など厳しい労働の合間に唄う民謡は、心を和ませました。
瑞穂:どこかに哀調を含んでいるのは、北海道の民謡の唄にしみついた、人々の苦労があるからかもしれませんね。
沖津:次は「北海よされ節」です。越後方面から日本海を北上していった「よされ節」が北海道に入って盆  踊り歌やお座敷唄として唄われるようになりました。「心も踊る盆唄に 
  昼の疲れもどこへや ら・・・・」 
   また「国の名物 数あれど わけて盆唄 よされ節」
  歌詞から開拓民たちが、疲れを癒し、古里を懐かしみながら唄ったことがわかります。
  今週最後の唄は松本津和子さんで「北海よされ節」、
   佐々木基晴さんの唄で「松前三下がり」2曲続けてどうぞ。
MC:北海大漁節   
MD:松前三下がり
CM
PART3
沖津:FM仙台唯一の民謡番組「Mine&Yours〜民謡めぐり〜」そろそろお開きの時間です。
瑞穂:この番組の感想をお寄せ下さい。・・・・・・。
   いただいたかたから毎月抽選で1名様に目覚ましラジオをプレゼントします。
宛先は、〒980−8420 FM仙台「民謡めぐり」です。
沖津:来週は、小学校5年生で民謡歌手を目指して勉強している荒瑞加さんをゲストに阿部紗織さんと共にお送りします。
ご案内役は沖津省己と・瑞穂あけみでした。
二人:それではまた来週!!            
posted by 沖津 at 17:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする