勉強会が、今日午前、太白区秋保のホテルで開かれました。
会には中学生からベテランの民謡家ら二十数人が参加しました。
毎年、唄の勉強会を開いているそうですが、今回は「民謡全般について」の勉強会となり
私が講師に招かれ1時間の勉強会となりました。
今回、テーマは「民謡は移動する」で、
民謡の発生時期、民謡は信仰と労作から発生、民謡の語義、民謡の必須条件、
民謡はどのようにして移動したか、移動した実例などを挙げて話をしました。
又このブログでも過去に書きましたが、さんさ時雨考、さいたら節についても説明させて
貰いました。参考にした文献は、浅野建二著「日本歌謡・藝能の周辺」「日本の民謡」
渡辺波光著「宮城県民謡誌」、後藤桃水著「宮城民謡」です。
今回、初めての参加でしたが、唄の勉強だけでなく、民謡の背景などに関心を持って、
皆さんと一緒に「民謡」について話し合う場を持てたこと大変有意義なひと時でした。